過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」ゆみ「その14だな」【鶴賀】
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867:違う場所ので気無いは修正できたのにー! ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/11/06(火) 23:15:49.92 ID:dRsTjM110
ヤクザ「まあ、座れや」

京太郎「お構いなく」

ヤクザ「お構え」

京太郎「了解です」

損な風ににらまれたら了承するほかない。

ヤクザ「……っと、お前さんはここに来るの初めてか」

京太郎「そうですね……場所だけ聞いて結局一度も来てません」

ヤクザ「ふーん……それじゃ、とりあえず見取り図書くか」

ヤクザさんはその辺から紙とペンを取り出して図を描き始める。

……想像通り乱雑な絵だ。

ヤクザ「あそこから下に下りたら賭場にいける」

ヤクザ「ここが1点=1円でそこから5,10,50,100,500と」

ヤクザ「……とりあえずお前にやるよ」

京太郎「ありがとうございます」

ヤクザ「……で、お前にやってほしいのは、ここに来る客の案内だ」

京太郎「案内ですか」

ヤクザ「そいつにどこで打つか聞いて、そこに連れて行くだけでいい」

京太郎「……」

随分と簡単な仕事だった。

ヤクザ「……拍子抜けな顔しているな」

京太郎「ヤクザさんって読唇術も持ってるんですか?」

ヤクザ「お前さんが顔に出やすいだけだ」

京太郎「なんと」

……そうだったのか。

ううむ、今まで自分はポーカーフェイスできていると思っていたのだけど。

ヤクザ「……まあ、部外者だし、一般人だしな、簡単な仕事だよ」

ヤクザ「流石に犯罪やらなんやらやらせるわけにはいかねぇからな」

京太郎「……」

ヤクザ「そんなわけだ、お前はここで立ってればいい、来た人間を案内すればいい」

ヤクザ「時間が経ったら俺が呼びに来るから、それでお前の仕事は終わりだ」

ヤクザ「……簡単だろ?」

京太郎「……ええ、それなら出来そうです」

ヤクザ「それじゃ、頼んだぜ、須賀京太郎」

俺の名前をこぼして、ヤクザさんは賭場への道を降りていく。

ポツンと一人取り残される。

京太郎「……ま、頑張るか」

小さく呟いて、俺は来客を待ち始めた。



>>870(偶数ぞろ目で失敗)
奇数ぞろ目で特殊イベント


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