2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/11/01(木) 19:22:11.39 ID:tXZDbIga0
そうして、月曜日を迎えました。日課となっている水やりを忘れずに行い、段取りを確認して不備がないか入念に確認します。準備万端です。さて、それではクラスに行きましょう。
クラスメイト「青木さん、おはよう」
れいか「おはようございます」
入学式から一週間、このクラスの生徒たちもすでに顔なじみです。一年の時に仲良くなった人同士、部活で仲良くなった人同士、形は様々でも、仲がいいことはいいことです。
なお「れいか、おはよう」
れいか「なお、おはよう」
彼女……緑川なおは私の幼馴染です。小さな時からずっと一緒にいたとても大切な、家族のような存在です。
なおには教えてもいいかしら? 転校生のことを。
れいか「なお。ちょっといいかしら?」
なお「ん、なに?」
れいか「実は、今日転校生が来るのよ」
私は声のトーンを下げて話しました。
なお「こんな時期に? 普通はもっと早いものじゃないの?」
れいか「なんでもご両親の都合だと言ってたわ」
なお「へぇー……それよりもさ、それ言ってもいいの?」
れいか「なおなら誰にも言わないと信じているわ」
なお「まあ誰にも言うつもりはないよ。でも転校生かーどんな子なんだろ」
れいか「うふふ、それは流石に内緒にしましょうか?」
なお「そうだね。そのほうがドキドキするしね」
なおと話していると佐々木先生がやってきました。
れいか「それじゃあなお、またね」
なお「うん」
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