過去ログ - 男「童貞を捨てたいです博士」博士「うむ、わかった」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/03(土) 13:56:48.56 ID:7wriHz8DO
人魚「じゃ、キスしよ? んー」

男「うん……んっ!?」

──ムワッ。

男「くさっ! 息くさっ!?」

人魚「……え?」

男「生ぐさっ! 魚臭い!
  そうだ! これ、モズの『はやにえ』が放置されたまま腐った臭いだ!」

人魚「……」

博士「正気に戻ったか男君!」

男「ええ! やはり、童貞を捨てる相手はこの人外ではありません!」

博士「そうじゃろう、そうじゃろう。
   しかし、少し高望みし過ぎではないかな?」

男「高望み? 口から生ゴミみたいな臭気のする女より上を望むのが高望みですか?」

博士「それもそうじゃな! はっはっはっ!」

男「はっはっはっ!」

人魚「……」

男「はっはっ……は?」

──ガシッ。

男「え?」

──ザッパーン。

博士「男君と人魚が湖に潜っていったー!」

──パシャ。

人魚「ふう」

博士「浮かび上がって来たー! けど人魚だけ!
   男君はどうしたー!?」

人魚「予定を変更して湖の底に置いてきただけよ。
   というか、こちらが本来のスタイルなのよ? 『狩り』の、ね」

博士「人魚の狩り……獲物を水の中に引き入れて衰弱させ、トドメを刺すというアレか!」

人魚「そう、そのアレよ。
   大丈夫、私が欲しいのは童貞だけだから殺しはしないわ。
   気絶してから無理やり童貞を奪うだけよ」

博士「な、なんという強行手段を……卑怯者め!」

人魚「あらあら? そんなに憤慨して……ならあなたが男君を助けてみる?
   あなたには手加減しないけど、私」

博士「く、くぅ……この老骨には祈る事しか出来ぬのか。
   男君! どうか、どうか童貞を守り抜くのじゃ!」


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