過去ログ - 女教頭「新たな企画書です」爺校長「ss高等学校?」
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13:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:18:29.22 ID:B1JKDpLi0
女「ちょっと男くんなにを言い出すのかしら私は貴方が知っているように部活動なんて全くしていない陰湿な帰宅部部長よ」ゼハァ ゼハァ

男「女さん、誤魔化すことより息を吸おう」

女「な、なんで知っているのよ。というか知っていても言わないのが優しさとかあるでしょう?」
以下略



14:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:23:24.26 ID:B1JKDpLi0
男「どうして言ったのかって問いには、別に僕は優しいわけじゃないから、って答えておくね。
  女さんがこの絵を褒めた時に、僕の視線を伺っていたでしょ?
  そして感想に同意したら喜んだでしょ?
  もしかしたら女さんは、僕にこれを見せたかったのかなって考えたんだ
  でも、発表を確認しに行くのに見せたいと思う心境は無理があるよね
以下略



15:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:28:07.32 ID:B1JKDpLi0
北棟校舎三階 文芸部

文系部員A「いらっしゃっしゃっしゃーい!」

部員B「Aちゃん、もう少し静かにしようよ……」
以下略



16:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:28:33.56 ID:B1JKDpLi0
女「予想外の出迎えに面食らってしまったけれど、読んでいる最中は静かにしてくれるのね」

男「そこはやっぱり自分たちが書いた本だから邪魔したくないしされたくもないんじゃないかな」

女「それもそうね。ところで貴方、今はなにを読んでいるの?」
以下略



17:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:33:27.14 ID:B1JKDpLi0
女「作者を呼びなさい……この本に十八禁指定ラベルを貼らなかった作者を呼びなさい!」

男「ああ、やっぱり甘いのはそこのキャラメルだったんだね」

部員B「す、すいません。大分軽目に仕立てたので大丈夫かと思ったんですが……」
以下略



18:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:36:37.64 ID:B1JKDpLi0
廊下の端

女「うぅ……三日月の涎は、三日月の涎はやめてあげて……」

男「どんな性表現を目にしたのか気になるうわごとだなあ
以下略



19:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:42:42.02 ID:B1JKDpLi0
男「さて、それじゃあここからは適当に巡ってみよう
  北棟校舎の三階は文化部の部室ばかりだね」

女「映研にアニ研に漫研。どこも活発ね」

以下略



20:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:45:04.24 ID:B1JKDpLi0
男「勝負の内容はとっても単純。
  僕が今から右手か左手にコインを握り込むからそれを女さんが当てる。
  女さんが当てれば女さんの勝ち、だよ」

女「単純明快なゲームね。さっさと始めてちょうだい」
以下略



21:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:46:23.66 ID:B1JKDpLi0
男「女さんの性格だから運に頼って選ぶ、ってのはどの道なさそうだよね」

女「話しかけないでちょうだい。今考えているの」

男「これは勝負だからね。ルール違反にならない限りは僕も攻撃するよ」
以下略



22:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:48:59.73 ID:B1JKDpLi0
女「(読めたわ!裏の裏と見せかけて、私がそこまで読むことも想定済みのはず。
  これだけ私を知ったかぶっている男くんの力量を買おうじゃない!)」

女「そう、貴方が握り混んでいるコインはずばり右手よ」

以下略



23:1 ◆mSvgS5v5Fc[saga]
2012/11/02(金) 01:50:02.19 ID:B1JKDpLi0
女「ま、負けた……」

男「いやあ、女さんのことだから色々考えるんだろうなあと思ってね。
  例えば僕は利き手の逆で握り込む、とか?
  だからそうしたし、そう思わせないようにしてみたよ」
以下略



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