過去ログ - 六花「覚醒の…反転『ディスアビュース』」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)[saga]
2012/11/03(土) 21:11:25.92 ID:hAXGTmR00
「マ、マスター?」

「その言い方もやめて」

「え…あ…」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)[saga]
2012/11/03(土) 21:15:13.07 ID:hAXGTmR00
「おい!いくらなんでも言い方ってもんがあるだろ!」

小鳥遊の肩を掴み、俺は大声を張り上げた。

「・・・・・・」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)[saga]
2012/11/03(土) 21:18:09.07 ID:hAXGTmR00
「ま、厨二病やめられて良かったじゃない」

軽い調子で丹生谷さんは言う。

「これであんたもまともな女の子ってわけ。時々悶え苦しむ事になるけど」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)[saga]
2012/11/03(土) 21:23:15.21 ID:hAXGTmR00
小鳥遊の足跡が聞こえなくなった後、丹生谷さんが言った。

「もしかして怒ってる?」

「・・・・・・別に」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)[saga]
2012/11/03(土) 21:25:43.28 ID:hAXGTmR00
厨二病だった時、友達は一人もいなかった。周りに引かれて、新しい友達はできなかった。
元々中の良かった男子とも、自然と話さなくなった。女子については、言うまでもない。

「もしかして、友達いなかった?」

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/11/03(土) 21:27:00.26 ID:TaE+VJNmo
期待


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)[saga]
2012/11/03(土) 21:30:59.35 ID:hAXGTmR00
「私も周りに引かれて、いじめられもしなかった。話すのは、せいぜい先生くらい」

「友達といえば、ネットでやり取りしてたあいつくらいね」

「富樫君て、中学の知り合いが誰も来ないから、この学校来たんだよね?」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)[saga]
2012/11/03(土) 21:33:52.60 ID:hAXGTmR00
「でもね、あの子たちは違うの」

あの子たち、おそらく、小鳥遊と凸守のこと。

「違う?」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)[saga]
2012/11/03(土) 21:36:55.79 ID:hAXGTmR00
「そんなこと…」

反論したいが、言葉が出てこない。友達じゃいられない。俺には友達さえいなかった。

「今までは厨二病同士だったけど、これからは普通に仲良くしようなんて、そう簡単に言えない」
以下略



21:部活じゃなくて同好会でした。[saga]
2012/11/03(土) 21:44:22.33 ID:hAXGTmR00
結局あの後、俺たちは見回りの先生に急かされて、何事も無く帰った。

「・・・・・・」

ベッドに寝転んで、今日の事を考える。
以下略



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