過去ログ - まどか「この世でたった一人の、魔法少女に…なっちゃった…」
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34:ひな助 ◆Ui8SfUmIUc[saga]
2012/11/12(月) 22:21:38.27 ID:WMD4dyeq0


運動で生じた熱のせいか、顔を真っ赤にさせたまどかがぼそぼそと言う。
横でさやかがまどかにお小言を言っている。
依然として顔が赤いまどかは、苦笑いしながらそれを聞いていた。

さやか「しっかし、さっきのほむら早かったなー!神速っ!みたいな?」

「気がついたら手が伸びていたのよ」

さやか「ひゅーう!かっこいいなー!ほむらはー!」

「もう。からかわないでちょうだい。まどか、足は捻ってはいない?」

まどかは私から離して、まどかの足下にしゃがみこむ。
まどかは先ほどとは違う、覇気のない声で生返事をした。
体調でも悪いのだろうか?
もしかして、私は気づいていないだけで、昨日風邪をひいていたのかもしれない。
それが彼女にうつってしまったのならば、一大事である。
加えて、マミにとっても一大事である。
マミは受験生だ。
体調を崩し、学校を休むことになってしまったら。
内申が大変なことになる。中学というのは、授業の欠席日数で内申を決めるのだ。
そして、おまけに欠席日数でも内申を決めてしまうのだ。
体が弱い人間からすれば、鬼のような話である。
テストで満点近くとっても、ほとんど授業に出ていなければ内申は
雀の涙になってしまうものなのだ。
まあ、内申事情は置いておくとしよう。





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