過去ログ - まどか「この世でたった一人の、魔法少女に…なっちゃった…」
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60:ひな助 ◆Ui8SfUmIUc[saga ]
2012/11/22(木) 22:38:45.82 ID:5AVEQXON0


「あら?」

恭介「あ。暁美さん」

何の因果か、上条恭介が私の隣になってしまった。
別段彼が嫌いだとか、そういうわけではないのだが…。
私よりも彼の隣になるべき人物は他にいるはずなのに…。

まぁ、なってしまったものは仕方がない。
よろしくね、と挨拶をしてから腰を下ろす。

上条恭介は比較的大人しい方だし、授業に支障はないだろう。
上条恭介は微笑んで、こちらこそと返した。一瞬だけ、胸が熱くなる。
なんというか、うん。王子様スマイルとでもいうのだろうか。

…おそらく、地なんだろう。これが。
彼がさやかや志筑仁美から思われる理由がほんの少しわかった。
私が異性に対する免疫が極端にないのも一因ではあるだろうが…。



恭介「暁美さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」

「何かしら?」

恭介「ここの英訳、わかるかい?」

「あ、これはね…」

教えるために上条恭介に近づく。
私の髪が垂れて、上条恭介の左手にかかる。

「あ、ごめんなさい」

と言いながら、右手で垂れた髪を耳にかける。

視線を感じて、顔を上げる。
何故だか、上条恭介がそれを赤くなった顔でじっと見ていた。

「上条くん?」

恭介「え、あ、ご、ごめん!」

「?」

恭介「き、気にしないで。続けてもらえる?」

「えぇ。ここはね……………」




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