過去ログ - まどか「この世でたった一人の、魔法少女に…なっちゃった…」
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98:ひな助 ◆Ui8SfUmIUc[saga]
2012/12/09(日) 12:25:49.69 ID:FYp+o6QY0


さやか『何それー?完全無欠のクールビューティーの転校生は
    実は不思議の電波ちゃんだったってわけ?くーっ!萌えなのかぁ!?
    それが萌えなのかぁ!?』

いつものカフェでさやかちゃんが大きな声で騒ぐ。
仁美ちゃんがそんなさやかちゃんをたしなめている。

暁美ほむらちゃん。
その正体は座学も運動もこなしてしまう、完璧少女であった。

ほむらちゃんは、わたしとは住む世界の違う人だった。

わたしは所在なさげにジュースを吸いながら、ぼんやりとほむらちゃんのことを考えていた。







???『…て。助けて、まどか!』

CDショップで、さやかちゃんとCDを見ていると、どこかからそんな声が聞こえた。

苦しそうな、可憐な声。

わたしは花に誘われる蝶のようにその声の元へと向かった。



扉を開けると、普段は使われていないのか、埃の据えた臭いが鼻についた。
数歩進むと、上から血を流した息も絶え絶えな猫のような生物が落ちてきた。
思わずしゃがみこんで、抱き抱える。
その生物は目をぎゅっと強く塞いで、体全体で息をしていた。



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