14: ◆asJU3gh8ZA[saga]
2012/11/04(日) 17:44:37.64 ID:+NL+vG850
「確かにジャンの言うとおり、何かを研究している可能性も少なくはないわ。」
でも、とキュルケは間を置き、何かの確認を取るかのようにタバサを見つめる。
タバサがこくりとうなずくのを見届けると、キュルケはその口を開いた。
「あなたの知らないところで彼が誰かと逢瀬をしている可能性もなくはないってことよ。…その相手はわからないけど。ルイズかもしれないし、あのメイドかもしれない。ひょっとするとエレオノールさまかも知れないわ。…まあその可能性は限りなく低いでしょうけどね。」
「わたしは」
「ん?」
「やっぱり間違えられただけ?」
うぐ、と一瞬言葉に詰まるキュルケ。それを感じ取り、タバサは今にもその瞳に涙でも溜め込みそうな顔になる。
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