過去ログ - ルイズ「嘘…こんな…」
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3: ◆asJU3gh8ZA[saga]
2012/11/04(日) 17:37:37.30 ID:+NL+vG850
そう呟く才人の顔からは、その言葉通りの罪悪感がうかがい知れる。しかし同時に、それ以上の期待も併せ持っていた。
「…でもほんとおそいなあ。いっそこっちから迎えに」
そう言って立ち上がりかけたときである。部屋に置いてある鏡が光り、その中からとある人物が現れた。
「お待たせいたしました。公務が思った以上に多くて……」
心底悪いと思っているような顔をしながらそう話すその人は、ハルケギニアに住む者なら誰でもその名前を聞けば多少なりとも敬服するような人物である。
「いえいえ、こっちも今来たところですんで……」
「いえ、そのようにおっしゃらなくても結構ですわ。約束の時間を30分も過ぎていますから…」
そういいながら微笑むその表情からは、艶めかしさ以上の物以外は感じ取れない。
「それでは…何かお詫びが必要だわ。」
「いえいえ、そんなお詫びだなんて!」
「いえ、一国の女王たるもの、必ずけじめはつけなくてはなりません。」
一国の女王。
そう名乗るこの女性は、自らの寝巻であるローブをはだけてこう言った。
「お詫びに…この体を、好きに蹂躙してくださいまし、サイト殿…。」
「……謹んでお受けいたします、アンリエッタ女王陛下。」
こうして、二人の夜は始まった……



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