過去ログ - 士郎「Fate/Zero? これが十年前のセイバーか」セイバー「違います」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/11/06(火) 01:19:39.57 ID:M6U0q4XS0
セイバー「ですがその誇りに関連することこそ私が許せぬことの一つでもある。作品内では英雄としての誇りは下らない、誇りなんて溝に捨てても結果を優先するのが素晴らしいなんて描かれ方をしていましたね」

士郎「ギルガメッシュやイスカンダル、それにディルムットはそうじゃなかったけど……爺さんはそうだったよな」

セイバー「それを全面的に否定する気はありません。誇りよりも結果を。誇りと命を天秤にかけ命を選択するのは当人の自由です」

セイバー「士郎には少し自分の命を優先して貰いたいものですが」

士郎「うっ。ごめん」

セイバー「それはそれとして。誇りを捨てて結果を得ることを否定はしませんが、逆に他者の誇りを自分の考えで勝手に否定することもまた許されない」

セイバー「誇りとは言うなればその人間にとって生きる上の支柱、大黒柱ともなるものです。それを侮辱することは、その人間の生命を侮辱することに等しい」

セイバー「士郎、貴方はもし赤の他人が大河に対し謂れもない誹謗中傷を浴びせているのを見て、それを止めることが結果的に自分の不利となると分かっていたとして、貴方はそれを止めませんか?」

士郎「いや、止める。藤ねえは確かに滅茶苦茶なこともあるし暴走することもある。でも俺の大事な家族だ。それを侮辱しようってなら俺も容赦はしない」

セイバー「そうでしょう。誇りを侮辱するという行為はそういった所業と同じなのです」


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