過去ログ - ヴェント「ちょぉ〜っとダケ、おねーさんを匿ってくれるカナ?」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/06(火) 02:08:03.86 ID:OVSZhXXy0


ヴェント「……。 そうだね、読んで字の通り。 『匿って』欲しいワケ」


上条「匿う……。 誰から? フィアンマは行方不明ってのが現状の筈だろ? 他にお前を狙うヤツなんているのか?」


ヴェント「けっ、あんなクソ野郎の話なんか持ち出すんじゃねーよ」


上条「す、すいません……」


ヴェント「……ふん。 …………ローマ正教の師団、だよ」


上条「……は? ローマ正教? それって、『神の右席』がある……」


ヴェント「正確には、『あった』ね。 もう過去形。 私はフィアンマ裏切ってお役御免だし、
お前の知っての通り、フィアンマは行方不明。アックアの野郎は私は知らねーが風の噂で傭兵がどうたらってのこと。 んで、テッラは戦死」


ヴェント「いちおー名前は存在するみたいだけど、形だけ。 形骸化した傀儡政権みたいなもんっつーこったな」


上条「あ、あぁ。 それはわかったんだが。 ……何でお前がローマ正教から追われてるんだ? 幾ら裏切ったとは言え、お前に楯突こうだなんて
ローマ正教の奴らが考えるなんて思えないんだが……。 神の右席の力を誰よりも知ってるのが、ローマ正教なわけだし……」


ヴェント「……あむっ、んぐ、ん。 そいつがねぇ、違うんだわ。 フィアンマはどっかの誰かがぶっ飛ばしてくれたみてーなんだけどさ、
フィアンマを妄信している部隊ってのがローマ正教にあってね」


ヴェント「神様ってのは、『もう会えない』『中々会えない』っていうレア度みたいなもんで信仰心保ってる所があるわけなんだけどよ、
フィアンマが行方不明になったことで、奴らは強制的にそれを戦死と判断した。 そっちの方が宗教ってモンにとっては都合がいい事もあるからね」ゴクゴク


ヴェント「準神格化されたヤツの名前は部隊の人間どもの心に深く刻み込まれる。 そうして、フィアンマの理想を自分たちが叶えようと、
少しずつ動き出すってワケさね」プハーッ


ヴェント「あ、お茶のおかわりいい?」トンッ


上条「……動き出すってのは?」ジョロロ…


ヴェント「ありがとっ。 つまりは、暗躍だね。 フィアンマの言う事を聞かなかった者、そしてその一族を消すって作業の事」


上条「暗躍……っ」ゴクリ


ヴェント「そうして、段々過激になりつつあったソイツらキチガイどもの手が私まで及んでるってぇワケ。 あーゆーおーけぃ?」









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