過去ログ - ヴェント「ちょぉ〜っとダケ、おねーさんを匿ってくれるカナ?」
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348:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/21(木) 18:26:14.43 ID:1aIaqkpZ0


「私が冗談を言っているように見えるのでしょうか?」


2メートル近いと目測できる大柄な男。
製造業を担う者がごとく、大きい指先には無機質なリングが無数につけられている。
そんな男が一言放った瞬間のこと。


ヴェント「!?」


頬を触ったのは、意図的なものではない。
温かなものが伝ったことに対する、反射的な行動だった。


ヴェント「あぁ?」


まだほのかにぬくもりがあるそれは、赤かった。
自身の血液だ、そう認識するまでに何秒とは掛からなかったが、不可解だ。


ヴェント「テメー……何した?」


「おや。 ご自分では理解に至りませんか。 まるで子どものような質問。 ……所詮は神の右席の『お荷物』で――」


そんなことはどうでもいい。
男が言い終わるのを待たず、ヴェントの足は足が地から離れた。
考えるよりも前に、目の前の『ゴミ』を排除すべきだという思考が生まれたから。




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