過去ログ - 垣根「本当の意味で」フィアンマ「世界を、救う」(安価スレ)
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/11/20(火) 22:32:05.23 ID:9lpUpEdP0
垣根「必要とし合ってるから好きになったんだろ?」
フィアンマ「……、」
垣根「お前の中でどんなのが良き妻ってヤツなのか、俺にはわからねえ。多分、俺が考えてるのとは一緒じゃねえ。…身体が弱い訳でも、能力者が襲いかかってくる訳でも無いんだから、出来ないことなんていくらでもやりきれるさ」
フィアンマ「………」
垣根「…偉そうでも、強気でも、弱くても、何を言っても自分のやりたいようにしか、やらなくても。お前がどんな女だって、俺は後悔しねえ。心配なら言い直してやってもいいけどな。多分、後悔しねえ。…出来ないことがあるならやれとは言わねえ。俺がやってやる。だから、俺が何か出来なくてムカついてる時は、それとなく助けてくれ。俺は家族なんて居なかったし、どんなモンなのか、理想もあやふやだが、夫婦ってそういうモンじゃねえの。少なくとも、日本の法律見る限りじゃそういうことみたいだけどな。相互扶助ってヤツ」
夫にしろ妻にしろ、無理をしてなるものではないと垣根は思う。
恋はまやかし、愛は再検証などと言う時もあるが、自分達については何度再検証しようと愛情が揺らぐことは無いだろう。
自分の中で優先順位がひっくり返ることは無い。
彼女は生粋の魔術師で、世界の為に生きているのだからそれは仕方が無い。
だが、人間の中での優先順位は自分が上位だと、垣根は信じている。そして、それは事実だ。
垣根「…正直、俺は理想の夫とやらになれる気がしないからな。お前にも多くを求めはしねえよ。カカア天下だ亭主関白だのいう言葉もあるが、俺達にはいまいちどっちも当てはまらねえしな」
ややカカア天下寄りというやつだろうか、と首を傾げつつ。
そう思うままに、言葉を無駄に取り繕わずに話され、フィアンマは笑みを浮かべたまま、垣根にくっついた。
フィアンマ「……そうだな。……そう思いつめることも、無いか」
垣根「何かと思いつめ過ぎなんだよ、お前は。…もっと軽く考えろ」
フィアンマ「癖だよ」
垣根「知ってる」
軽口で返し、垣根はフィアンマの頬を触る。
そして顔を近づけると、頬に口づけた。
唇にしないのは照れからか。
フィアンマ「…よくよく考えれば、帝督にも欠点は多いしな」
垣根「あ? 欠点?」
たとえば、とばかりの口ぶりに、フィアンマは彼の欠点を挙げて返す。
フィアンマ「
>>272
」
《今日は寝ます。お疲れ様でした。
明日も夜に来ます。来れないかもしれません。来られなかったら申し訳ないです。
全然関係無いのですが、今度上フィア(♀)安価スレをやる予定です》
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