過去ログ - 垣根「本当の意味で」フィアンマ「世界を、救う」(安価スレ)
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/11/10(土) 16:08:25.70 ID:XLTkUFFC0
垣根「……大丈夫なのか?」
フィアンマ「何の話だ」
垣根「納得してるか…………とか」
虐殺という単語に反応していたのかと思いきや、そういった訳ではなく。
あまり考え込まずにフィアンマが快諾したことや、前回のオティヌスの卑劣な仕掛けを思い出して憂鬱になっていたようだ。
垣根「穏やかな話じゃないし、オッレルスって…奴の事も」
フィアンマ「…奴は何かを救う為であれば何にも頓着しない男だ。恐らく…特に、自己犠牲は。上条当麻とはまた違うが、…脅迫の役目は引き受けると言ってくれたんだ、その辺りは任せる。俺様と帝督がやるべきはあの魔神の動向を調べることだ。…悩んで引き受けても、もし仮に引き受けなかったにしても、俺様も、お前も巻き込まれていたよ。…曰く、全世界を巻き込んで何かするようだからな」
ベッドに腰掛け、フィアンマは垣根の髪を触る。
垣根は起き上がり、毛布を脇に避けると、彼女を抱きしめた。
気弱な性格でないとはいえ、愛する人間を幾度も危険に晒して喜べる訳が無い。
垣根「…俺がもう少し強かったら違うのにな」
フィアンマに頼らずとも、自分ひとりがオッレルスに協力すれば魔神を倒せる。
そこまでの実力があれば、もう決して彼女を危険に晒すことなど無いのに、と垣根は目を伏せた。
フィアンマ「……俺様はか弱い姫ではない。守られる側にあるべき人間でもない。むしろ、帝督を守るべき立場に居る。…いや、この力があるからやらなければならないという理論は、また怒られるか」
戦時中の上条当麻の言葉を思い出し、フィアンマは苦く笑う。
フィアンマ「……もし不安なら、帝督は立ち向かわなくても良い。魔術に精通しているのは俺様の方だし、ヤツも帝督狙いでくることはまず無い」
垣根「、…」
フィアンマ「心配するな。もうヘマをして捕らわれるようなことはせんよ。…死ぬのは、怖いか」
垣根「
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