過去ログ - まどか「魔法少女同士の恋心をエネルギーに変える技術?」
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◆Fc6Y840Xy.
[sage saga]
2012/11/09(金) 00:08:46.22 ID:g4+olqLbo
QB「どうだいまどか、君の力を持ってすれば、たくさんの魔法少女たちを…、いやそれどころか、宇宙を救うことすらできるかもしれない」
まどか「契約は、しなくてもいいんだよね?」
QB「肯定だ」
まどか「(肯定…?)具体的にどうすればいいの?」
QB「特別な行動は不要さ。君たちがただ単にお互いの感情を高めてもらえば、生成されたエネルギーは自動的にぼくたちに転送される」
まどか「…もし、私がほむらちゃんに嫌われちゃったら…?」
QB「君たちの感情が冷めてしまうとエネルギー転送が止まるだけで、それ以外のデメリットはないよ」
まどか「……わかったよ、キュゥべぇ。私、モニターになる!」
QB「君ならそう言ってくれると思っていたよ、まどか」
QB「あ、ひとつ注意しておくと、この技術のことは暁美ほむらに話さないほうがいい」
まどか「えっ、どうして?」
QB「繰り返すようだが、この技術は魔法少女の恋愛感情を高めるほど、大きなエネルギーを得ることができる」
QB「まどか、たとえば君にとても親切にしてくれた人がいたとして…」
QB「後で実はその人は誰かにお金で雇われていたと知ったら、どう思うかい?」
まどか「うーん、親切にしてくれたことは嬉しいし感謝もするけど、その人の本心はどうだったのかなって思っちゃうかな…」
QB「そういうことさ」
QB「君が実はエネルギー獲得のためだけに自分に接近してきたと知ったら、暁美ほむらは落胆して恋愛感情を失ってしまうかもしれない」
まどか「…っ、でも、それってほむらちゃんを騙してエネルギーを得るってことじゃないのかな…」
QB「エネルギーを奪い取るわけではないんだから、暁美ほむらには何の損害も与えないよ」
QB「ならば、双方の利益を最大化するためにあえて説明を省略することは『騙す』とは言えないだろう」
QB「『あえて報道しない』ニュースは山ほどあるけど、報道されている内容自体が嘘というわけではないだろう?」
まどか「なんだかすごく詭弁っぽい気がするよ…」
QB「別に、聞かれたら答えればいい。感情エネルギーが激減するだろうから、お勧めはしないけどね」
まどか「…ねえ、キュゥべえって本当は人間の気持ちがわかるんじゃないの?」
QB「ぼくたちは感情を持たないが、概念としては理解しているよ」
QB「それにこれはどちらかといえば『心理』の領域だから、推察するのはもっと容易い、というだけのことさ」
まどか「ふうん、釈然としない部分もあるけど、まあいっか! さっ、寝よ寝よ」
QB「おやすみ、まどか」
まどか「おやすみ、キュゥべぇ」パチ
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