過去ログ - 木山春生「あの子達を救う為なら・・・・・私は、何だってする!!」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE[saga]
2012/11/10(土) 14:36:27.82 ID:YgBNmcse0

初春「・・・・・・そんな・・・・ことが」


初春「で・・・でも!幻想御手と今回の件はどう関係が!?」



木山「・・・・当初、樹形図の設計者に代わる演算装置が必要だと考えたのさ。あの子達の治療法を解明する為に」


木山「幻想御手の製作過程を創造するのは容易かった。事実、今は私の頭の中にある」



木山「だが、幻想御手を用いた演算で治療法を解明出来るかどうかは賭けに等しいと思っていたことではある。私程度が作れるものだからね」

木山「それに、早々にしてアンチスキルが駆けつけるというこの状況・・・・・・最早、時間をかけて研究出来る安住の地など、この都市には無いだろうさ」


初春「じゃあ、どうするつもりなんですか・・・・?」



木山「幻想御手の治療用プログラムは私が壊した・・・・どういうことか解るかい?」


初春「・・・・?」


木山「1万人を治療すると判断するなら、学園都市は私を生かして捕らえるしかないだろう」


木山「もしくは・・・・樹形図の設計者を使う・・・・しかないな?」


初春「!!!」



木山「大勢の被害者が出た以上、樹形図の設計者の使用は多いに有り得る」


木山「そうなれば、あの子達も・・・・施しを受けられる可能性だって・・・・」


初春「そこまで考えて・・・・」


木山「だからこそ、私はこの後も逃げ続ける必要がある・・・・学園都市の意向が確認出来るまでは」



木山「申し訳程度に言っておくが、前者の方法が早期に潰されたから後者に移行したまでだ」


木山「年端もいかない君に、重荷なのはわかる・・・・が、諦めるつもりなどなくてな」


初春「・・・・・」


初春「木山さんの考え・・・・解らないでもありません」


初春「寧ろ、協力したいとさえ思っています」



木山「・・・すまないね」

 




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