過去ログ - 嫁「おかえりなさいあなた、ツンデレにします?クーデレにします?それともヤ・ン・デ・レ?
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71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/19(月) 05:45:39.64 ID:CXp9XHig0
男「この世界は傷ついた俺の心を守るために作り出されたのか…」

先生「そうです。『友』という話し相手もあなたの傷ついた心を癒すために過去の記憶から連れて来ました」

男「過去の記憶…そうか、そうだよ。思えばこの町は一番楽しかった子供時代にすごした町並みじゃないか、俺が苦しんですごしていた会社のある町でも今の町並みでもない過去の景色そのものだ」


72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/19(月) 05:46:45.39 ID:CXp9XHig0
男「家の近くにあるあの駄菓子屋は中学に上がる頃には仲の良かったお店の人とともに亡くなってしまった…」

男「あの骨董品屋は子供の頃物珍しさによく通っていたなぁ…」

男「受験競争に揉まれて通えなくなって、高校に受かった後久々に行ったら全然興味無い店になっていて時が流れる残酷さを思い知ったっけ…」
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/19(月) 09:45:56.22 ID:gbR3D4YDO
スレタイで吹いた


74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/19(月) 22:02:40.37 ID:CXp9XHig0
先生「そうです。この世界は全てあなたの一番楽しかった時代の記憶から作り出しました」

先生「それが一番あなたの心を癒せるからです」

先生「しかしあなたは今全てを知りました。あったこと、起こったこと、起こしたこと、全てを思い出したはずです」
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/19(月) 22:33:58.64 ID:CXp9XHig0
男「役目を終えた?」

先生「えぇ、さっきも言ったとおりこの世界はあなたの心を癒し、それまで外界から遠ざけることが存在理由でした」

先生「しかしあなたの心は完全に癒え、真実も少しづつ、そして完全に思い出しました」
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/19(月) 22:57:46.96 ID:CXp9XHig0
男「もちろん…俺は進む。この世界から抜け出して現実で一歩踏み出すんだ」

先生「そうですか、ではお行きなさい。私があなたを目覚めへと後押ししましょう」

男「ありがとう。ところであんたは何者なんだ?」
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/19(月) 23:11:40.04 ID:CXp9XHig0
現実


男(ん…ここは?白い天井、白いベッドに窓…病院)

以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/19(月) 23:17:29.24 ID:CXp9XHig0
今日はここで終わり
ようやく現実に戻り、そろそろクライマックスです


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/20(火) 01:15:48.77 ID:8pNEAjkIO



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 17:49:24.89 ID:5DEmgrzV0
男「病院…どうして俺はこんなとこにいるんだ?」

男「ぐ…頭が痛む、怪我しているわけじゃないはずなのに」

男「ここに来る前何があったんだっけ?」
以下略



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