過去ログ - 【咲／安価】京太郎「通りすがりの麻雀部員だ」
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172: ◆44JwVGNobs[saga]
2012/11/19(月) 00:22:22.90 ID:Ibrpya2e0
屋敷に入った衣さん（あと、ハギヨシさんと俺）を出迎えてくれたのは不安そうな表情の透華さんだった。

透華「ああっ、衣！！無事でしたのね！！」

透華さんが早歩きで衣さんに駆け寄り、心底安堵した表情で衣さんの肩を抱きしめる。
今はそんなに遅い時間でもないし、衣さんの事を心配するにしても過剰すぎるように思えた。

衣「手酷くやられたが、まあ問題はない」

透華「ああっ、こんなところに怪我をして…」

京太郎「怪我？」

俺が衣さんと透華さんを見ていると、ハギヨシさんが俺と衣さん達の間に入るように立ち位置を変える。

ハギヨシ「須賀様。申し訳ありませんが、部屋に戻っていていただけますか？」

ハギヨシ「夕食の準備が出来次第、お呼びしますので」

京太郎「は、はあ」

衣さんの怪我も気になったが、ハギヨシさんの少し強めの口調に、自分には聞いてほしくない事だと理解した。
とりあえずハギヨシさんの誘導に従い、俺は自分に用意されている部屋へ戻ることにした。


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