過去ログ - える「古典部の日常」その2
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538: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:07:44.33 ID:ZXQeME8o0
体調が悪いのを知っていてこうするのもあれだが、無言で入って行く訳にはさすがに行かない。

……と言うか、事前に電話くらいしておくべきだったか。 家に居ないって事もありえるだろうし。

まあ、今更だが。

そんな俺の想いも杞憂に終わる。

インターホンの奥から、千反田の声が聞こえてきたからだ。

見舞いに来た旨を伝えると、少しだけ焦りながら千反田は「今開けます」と言った。

その声はいつもより弱々しく、やはり来るべきでは無かった等と俺は考えてしまう。

しかし「開ける」と言われた手前、流石に帰る訳には行かなかった。

やがて鍵を開ける音がし、扉が開く。

える「わざわざすいません」

奉太郎「別にいいさ、俺が風邪を引いたときも来てくれてたしな」

ううむ、いつもとはやはり違い、元気が無い。

話すだけ話したら、さっさと帰る事にしよう。


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