541: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:09:05.64 ID:ZXQeME8o0
奉太郎「あー」
奉太郎「って事で、そろそろ帰る」
奉太郎「長居しても、迷惑だろうしな」
542: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:09:36.87 ID:ZXQeME8o0
奉太郎「それで、何かあったか?」
える「あ、いえ。 何かと言う程でも無いんですが」
える「あの、ええっとですね」
543: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:10:06.63 ID:ZXQeME8o0
それからは本当に、どうでもいい話をしていたと思う。
お互いに、修学旅行のあの日の話は避けていたが、それでも十分に楽しかった。
奉太郎「あー、そうだ」
544: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:10:39.87 ID:ZXQeME8o0
千反田は冷蔵庫に入っていると言っていたが、さすがに人の家の冷蔵庫を勝手に開けたく無い。
親は家に居ないと言っていたが、変なタイミングで帰って来られては俺が困ってしまう。
との理由で、俺は外にある自販機へと向かった。
545: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:11:09.06 ID:ZXQeME8o0
まるで、今考えた言い訳の様な言い方に、少しだけ俺も困惑する。
俺自身、記憶力はあまり良い方では無いと自分でも思っている。
けど、最初に部屋に入った時は確かに……あった筈の物が無いのだ。
546: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:11:34.15 ID:ZXQeME8o0
奉太郎「それはそうと、そろそろ帰っても大丈夫か?」
時計を見れば、既に夕方近くとなっている。
える「そうですね、そろそろ親も帰ってくるので」
547: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:12:21.28 ID:ZXQeME8o0
……駄目だ、今日は何か俺も調子が悪い気がしてきた。
まさか、風邪が移ったって事もあるまいし……
とにかく、帰って風呂にでも入ろう。
548: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:12:50.47 ID:ZXQeME8o0
そしてある事に気付く。
何だ、これは。
ただ「千反田の部屋にぬいぐるみが無くて」それを「千反田が明らかに動揺していた」だけでは無いか。
549: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:13:25.00 ID:ZXQeME8o0
〜折木家〜
奉太郎「ただいま」
供恵「お、どこ行ってたの?」
550: ◆Oe72InN3/k
2013/01/15(火) 15:13:52.25 ID:ZXQeME8o0
そんな言葉を無視し、一度自分の部屋へと向かおうとした時に姉貴がふと声を漏らす。
俺はそれを聞き、やはり今日は妙な一日だったな。 と思う。
姉貴はこう言ったのだ。
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