過去ログ - QB「Twenty-first century magic boys and girls」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/11/12(月) 18:51:30.89 ID:UokOcRE50
QB「」

カツマタ「どういう事だ?僕達を利用する気満々なのか。」

QB「いや、その…」

カツマタ「どうなのかって聞いてんだよ!!」

QB「ひっ!!すいません!!全部話すからぁ…」

カツマタ「早く言え」

QB「君達はエントロピーって知ってるかな…?」

サダキヨ「えんとろ…ぴぃ〜?」

カツマタ「エントロピーだろ、知ってる。僕を誰だと思ってるんだ?“理科の実験大好きカツマタ君”だぞ!!」

サダキヨ「え…」

QB「なら話は早い。
僕達の惑星では、エントロピーの増大による熱的死を防ぐ為に、代わりに膨大な感情エネルギーを使うという結論に至った訳さ。
然し肝心の僕達は感情を持ち合わせていなかった。元々、僕達から見れば感情なんて珍しい精神疾患でしかなかったのさ。
そして僕達は感情を求めて、いつしかこの地球に辿り着いた訳だ。初めは驚いたよ。
それぞれの個体が別個に感情を持っている世界なんて想像だにもしなかったからね。」

カツマタ「成る程。だが、それと魔女とやらと戦うのと、何の関係があるんだい?」

QB「魔女は世に絶望をもたらす存在。
それらを君達が倒して手に入るのがグリーフシード。それらを僕達が回収してエネルギーにしてるって訳さ」

カツマタ「いや、その魔女はまずそもそもどっから生まれんの?
ていうか僕達が契約する意味が分からないんだけど。別に君達が戦えば良いんじゃないか」

QB「僕達に魔女と戦う力なんて無いよ。
君が契約すれば僕達の力を遥かに凌駕するだろう。君からはこの世界を一変させる程の因果の量を感じる」

カツマタ「だからって僕達が契約する理由にはならないよねぇ…?」

QB「僕と契約してくれれば、どんな願いでも叶えてあげるよ」

カツマタ「マジか」

サダキヨ「ちょっ、待ってよ…そういうのはもうちょっと冷静に考えないと…

カツマタ「黙れ。契約すればどんな願いでも叶うんだろ!?」

QB「あぁ。確実にその願いは遂げられる」

サダキヨ「待ってよ!!コイツは“ともだち”が言ってたように、魂を取るつもりかもしれないじゃん!!」

QB「」ピクッ

カツマタ「」ピタッ


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