過去ログ - 【咲‐Saki‐】健夜「私はあの人を忘れない」
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8: ◆rZjF6kPgAE[saga]
2012/11/12(月) 22:42:48.71 ID:gyTxN+7Yo




 それは相対する者にとっては悪夢だろう。

 牌に愛された子すらも超えかねない、『魔物』と呼ばれる力。
 
 その力は場を支配する濁流のように他の選手を飲み込む圧倒的なもの。
 
 私が語り終えると、何処か頬を引きつらせたこーこちゃんが私を見ていた。
 
 
 恒子「………うん、すこやんは絶対に『魔物』だねー」
 
 健夜「あ、あはははは………」
 
 恒子「うーん、それにしても能力者、牌に愛された子、魔物かー……後者ほど強いってこと?」
 
 
 ギシッと背もたれに体重をかけ、こーこちゃんが呟く。
 
 それに私は否定の声を出していた。
 
 
 健夜「それは違います。清澄次峰の染谷まこ選手や南大阪代表の姫松高校の愛宕洋榎選手」

 健夜「彼女たちのような何千、何万もの数多い対局で培われた技量を持つ実力者も居ますし、卓上での動きを読むことに適した眼を持つ人も居ますね」
 
 恒子「なるほど!以下に能力があろうと、牌に愛されようと、全ては卓上でしか決定されないということですね!」
 






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