過去ログ - 男1「インフィニットブリザード?」
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7: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2012/11/19(月) 21:57:56.65 ID:sR4Kq/GM0

主「ほうほう。なるほど。大体理解した。俺と現実世界をともにしていた男たちは、いまここ以外の二つのフィールドのどちらかにいるということになるな」

NPC2「ほかにも仲間がいたのか?」

主「ああそうだ。運悪く俺は一人になってしまったが、ほかに三人いた」

NPC1「結構な人数だったんだね」

NPC2「だな。まぁいいや。続けて説明するぞ」

主「ああ」

NPC2「さっきも言ったが、パートナーNPCを選んだら、次はこの世界の目的についてだ」

主「ほう……。一番重要なところだな。それは」

NPC2「それはな、あるものを見つけることだ」

主「あるもの? なんのことをいっているのだそれは。宝物なのか?」

NPC2「ああ。そうだ。この世界でもっとも偉大な財宝『ハート』だ」

主「ハート、か。ずいぶんとストレートなネーミングであるな。そしてそれはどういったものなのだ?」

NPC1「それは僕らにはわからないようになっているみたいだね」

主「ほう……。プログラミング効果か」

NPC1「らしいね」

NPC2「そして、財宝は一つしかない。3000人の中で一つを手にしたものが勝者だ」

主「なっ……!? 勝者……だと!? それはつまりどういうことだ!? 一人のみが目的を果たし、その後現実世界に帰還する事が可能ということなのか!?」

NPC2「多分そういうことなのかもしれないな」

主「そ、それでは、ほかの2999人の意識はどうなるというのだ!?」

NPC2「さぁ……それはわからねぇ」

主「……なぜだ。何を考えているんだこの実験というものは!!!」

NPC1「僕にもそれはわからないな……」

主「く!!」



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