過去ログ - ルルーシュ『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。世界よ、我に従え!』
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/14(水) 20:45:22.54 ID:qVUZ2l+Eo

ブロロロロロロー

ルルーシュ「全く、放課後ぐらい自由にさせろと言うのに……。姉上も何故産後のヴィレッタを送り込むかな」

CC「学園に精通している人間で、お前より身体能力が高いからな。だが追い回される原因は、お前がコーネリアに通話回線で話をしないからだろ?」

ルルーシュ「政務は全てメールで送っている、通話する必要が無いだろう。差し入れだ、スザクから」

CC「……ふむ」

キュキュキュキュキュキューッ!!

カレン「ちょっ! CC危ない危ない!!」

ルルーシュ「おいおいっ!!」

CC「いや、お前が差し出したのだろう」

ルルーシュ「それはそうだがなぁ」

カレン「危うく衝突する所だったわよバカ!」

CC「まぁそう剥れるな。可愛い顔が台無しだぞ?」

カレン「うるさい!!」カァッ

CC「やれやれ。しかし随分様変わりしたな、世界が」

ルルーシュ「……あれから、もうすぐ一年か。トウキョウ、日本もすっかり落ち着いたな」

カレン「合衆国日本はここ半年で既に技術大国の仲間入り。それに、ブリタニアの皇帝陛下とその妹君が滞在している土地でもあるからね」

ルルーシュ「治安の回復、貧困や飢餓の対応、フレイヤ被災の補償、慰問か」

CC「コーネリアに皇帝代理を押し付けて、自分は政務の傍ら優雅に学生生活か。さぞコーネリアは恨めしく思っているだろうよ」

ルルーシュ「だから通話したくないんだ。懸案事項だけでなく日常の恨み辛み、愚痴を長々と聞かされる」

カレン「大学へは進学するの?」

ルルーシュ「政務の傍らに大学では無理がありそうだからな。卒業して暫くは皇帝の椅子に戻るさ」

CC「それはさぞかし、コーネリアは大喜びだろうな」フフッ

『ミレイ・アッシュフォードです! 来週のミレイと皇室訪問では、ルルーシュ陛下の妹君であらせられる、ナナリー・ヴィ・ブリタニア様がお越しくださいます!』

CC「あの番組も、毎週ネタが尽きないな」

ルルーシュ「皇室とは関係ない事もしているからな、あの番組は」

カレン「番組名も変わっちゃってるしね。皇居から皇室に。しかし、お祭りに巻き込むのだけや止めて欲しいわ……」

CC「男女逆転祭り、猫祭り、なんでもありだなアレは」

ルルーシュ「らしいと言えばらしいよ」

CC「なぁ、ルルーシュ。最近私の力が弱くなっているのを」

カレン「えっ、そうなの?」

ルルーシュ「あぁ、気付いている。俺のギアスも、な。恐らく――」

CC「――軌道エレベーターに行ったギアス、か」

ルルーシュ「だろうな。須らく、『明日』をくれるのだろう。コードという力は『今日』を繰り返すのと同じだから」

CC「なぁ、ルルーシュ。私に、笑って死ねる明日をくれるのだろう?」

カレン「私にも、共に死ねる明日をくれるんでしょ」

ルルーシュ「あぁ。だがそれは今じゃない。もっと、ずっと先の事だ……」

CC「ふふっ。そうなるよう傍に居てやるよ、いつまでもな」

カレン「ずっと、ね」

ルルーシュ「あぁ、そうだな……」


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