過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その16だよ、えへへ」【鶴賀】
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85: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/11/15(木) 01:51:04.38 ID:UchaamnJ0
京太郎「ロッカーの思い出は、忘れない」

京太郎「だって、俺とゆみ先輩の思いが通じ合ったんですから」

京太郎「ゆみ先輩が大好きって言ってくれて、愛してるって言ってくれて、こんなにもうれしかったのに」

京太郎「忘れられるわけないじゃないですか!」

ゆみ「……じゃあ、私の独り言の方は」

京太郎「とっても可愛かったので、永遠に忘れません」

ゆみ「忘れろ」

京太郎「忘れません」

ゆみ「……」

ゆみ「……元はといえば、君があんなところで縛られているからいけないんだ」

京太郎「おお、そこまで戻りますか」

ゆみ「ああそうだ、君がそうしなければ私はきっと、私の思うところに君を連れて、思っていたようなことが出来たんだ」

ゆみ「だから」

ギュ、と手を掴まれる。

……先ほど閉じ込められていたからか、とても暖かい。

ゆみ「……ついてこい」

ゆみ「今からそのルート、全部こなす、やり直す」

ゆみ「理想の告白から、やり直して、そこから私の理想を辿る」

ゆみ「だから、ついてきてくれ」

京太郎「当然です」

京太郎「恋人の頼みですから」

ゆみ「まだ恋人じゃない、いいか、まだ恋人じゃないんだ!」

京太郎「わかりましたよ、くすっ」

ゆみ「笑うな、馬鹿!」

京太郎「あー、ゆみ先輩の理想楽しみだなぁ」

ゆみ「茶化すな、馬鹿ぁ!」




終わり


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