過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その16だよ、えへへ」【鶴賀】
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944: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/11/24(土) 00:01:11.92 ID:orB74e+z0
京太郎「……ふぅ」

人の足が途絶える。

ヤクザ「……お疲れさん」

京太郎「あ、今日は終わりですか?」

後ろからヤクザさんが俺に話し掛けた。

だから俺は扉に背を向けた。

ヤクザ「お前は15分で終わる仕事があると思っているのか?」

京太郎「内職なら、あるいは」

ヤクザ「……あながち間違ってねぇな」

京太郎「そうでしょうそうでしょう」

ヤクザ「だからといって、お前が自慢することじゃねぇよな」

京太郎「まあそうなんですけどねー」

ヤクザ「……お前さぁ」

ヤクザ「いや、別に俺としてはかまわねぇんだよ?」

ヤクザ「ただ……なんていうか……」

ヤクザ「……気を抜きすぎじゃね?」

京太郎「自分でもそう思います」

ヤクザ「じゃあ、何とかしろよ」

京太郎「いやだって」

京太郎「……人を案内するだけの仕事ですし」

京太郎「そんな危険も緊張も感じないで出来ますもん」

ヤクザ「……お前、この仕事を舐め腐ってるだろ」

京太郎「ええ」

ヤクザ「即答かよ」

京太郎「即答ですね」

ヤクザ「……まあ、舐めるような仕事ではあるのかもしれないけどさ」

ヤクザ「この仕事だって、たまに面倒くさいんだぜ?」

京太郎「例えば?」

ヤクザ「例えば……か」

ヤクザ「知り合いにあったり、とかかな」

京太郎「……こんなところで?」

ヤクザ「こんなところで」

ヤクザ「ほら見てみろよ」

振り返る。

そこには。


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