過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その16だよ、えへへ」【鶴賀】
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959: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/11/24(土) 00:11:21.03 ID:orB74e+z0
ぶっちゃけ90以上じゃなくてよかった、と安堵した。



京太郎「……叔母、さん」

言わなければよかったのかもしれない。

そうしたらまだ。

まだ、他人の空似で通せた。

ヤクザ「ほら、知り合いだ」

ヤクザ「感動のご対面だぜ、話しかけてやれよ」

ドン、と背中を押される。

金色の長髪。

まるで高校生のような若々しい姿が目の前に。

叔母「……」

叔母「……人違いですわ」

京太郎「……っ」

震えるような声で、そう告げられた。

人違いなわけがない。

その瞳も、その口も、その体も。

全部全部、間違いようが無いくらい叔母さんだ。

ヤクザ「おいおい、手厳しいねぇ」

ヤクザ「自分の息子に人違いっていうかい、普通?」

叔母「貴方には関係ない話ですわ」

叔母「私、10円レートにいきたいんですの」

叔母「案内してくださる?」

京太郎「……」

叔母「……あの」

京太郎「ああ、すいません、はい」

ドクンドクン。

心臓が大きくなる。

どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう。

京太郎「こちらです」

叔母「ありがとうございますわ」

……素があれだとして、この彼女のしゃべり方は、あくまで俺の叔母と別人であることを証明するためなのだろうか。

なんにしたって、気持ちが悪い。

それは決してそれだけでなく。

むしろこの緊張のためである。




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