過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART38【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART38【安価】

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884: ◆cvvZKri7SI[saga]
2012/11/23(金) 00:21:32.19 ID:/2ZJAeN0o

京太郎「本日はお日柄も良く」

誠子「話題の出し方下手だなぁ……」

京太郎「いや、咄嗟だったので」

新緑の季節である。

緩やかに流れる風が木々を揺らして、目にも肌にも優しい。

大星の長い髪が少しだけ靡いて視界に映った。

淡「こういい天気だと、授業サボりたくなるよ」

欠伸をしながら大星がそういった。

京太郎「お前はいつでも寝てるだろ……」

淡「私が寝てるのは文系だけ」

なんでこんな人間が理系脳なんだか。

世の中は分からないことだらけである。

誠子「まぁ、でも確かに。いい天気だな」

京太郎「でしょう」

誠子「こういい天気だと、どこか出かけたくなるな」

京太郎「ああ、いいですね」

誠子「渓流釣りとか行きたいけど、時間がなぁ」

平日は学校に部活。

休日も大体部活。

意外と自由は少ないのだ。

誠子「部活が終わってから釣りに行くのも、余り時間ができないしな」

京太郎「まぁ、確かに」

誠子「こういう天気のときに、芝生に寝転がったり釣りをするのは楽しいだろうなぁ」

京太郎「良いですねぇ」

予定が合えば、誘ってみるのもいいだろう。

誠子「それはあり難いね」

淡「私はパース。なんであんたなんかと」

京太郎「別に俺じゃなくて、誠子先輩と一緒だと思えばいいだろ。というか、何も三人で行かずに他の部員も誘えばいいだけの話だし」

淡「面倒くさ……」

ふわ、ともう一度だけ欠伸をして、大星は先に行ってしまった。

気難しいと言うか、良く分からない奴だ。

△誠子の好感度がちょっぴり上がりました。
△淡の好感度がちょっぴり上がりました。

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