8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/11/15(木) 11:17:30.90 ID:gza4Cxm+0
してやれることではなくしなければならないことがある
双海院長「このまま入院して延命治療を受けていただくことも出来ます」
P「いえ、入院する気はありません」
まだ実感したわけではない
でも…
P「この……」
言葉に詰まる
P「死ぬまでの…二ヶ月の間にしなきゃならないことがあるんです」
言葉にすることで無理矢理に実感しようとした
P「だから入院している時間はないんです」
P「あとこの事はアイドル達には秘密にしておいてください、社長には明日僕からお話を…しますので」
双海院長「本当によろしいんですね?」
P「はい」
もう決めたことだった
双海院長「解りました…あとPさん」
双海院長「休みの日はできるだけ通院してください、投薬で少しでも延命が出来ますので、それと……」
突然院長が言葉を詰まらせる
双海院長「最期まで亜美と真美をお任せして申し訳ありません」
今まで感情を感じさせなかった医者としての顔がその時だけは父親の顔だった
P「いえ、僕の方がありがたいと思ってます、あんな素敵な子供達をプロデュースさせていただけるんですから」
それでもまだ
双海院長「お願いします……」
院長は顔をうつむけ申し訳なさそうに言った
P「任せてください、俺はあいつらの──」
P「プロデューサーですから」
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