5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]
2012/11/15(木) 17:13:54.83 ID:ztJSs/pAO
誰かに意見を求めるように否定するけど、勿論周りには誰もいない訳でして。
気持ちはどんどんザワザワして、何だか分からない焦りとか、不安とか、そういうのに支配されていく。
ブロック塀に寄りかかって、でも視線は親友から外せなくて…ああ、ブロック塀って冷たい。
本当なら身体の熱を奪っていくから気持ち良いのかもしれないけど、今は熱と共に冷静さが奪われ、冷たさが逆に不安になってくる。
後悔していた。
こんな風に嫌な気分になるなら、適当に可愛い服とか買って、冷房の効いた部屋でアイスでも食べながら寝てれば良かったかな?
親友をこっそりつけ回してからかってやろうなんて、そんな事を考えた罰が当たったのかな?
雪歩から目を離し、冷たいブロック塀に体重を預けて、天を仰ぐ。
真「晴れてるなぁ」
相変わらず太陽の日差しは強く、アスファルトからの照り返しもかなりキツい。
相当気温は高そうだけど…おかしいな、暑さとか分かんないや。
はぁ…
つい溜め息がこぼれ出る。
ここにいてもしょうがないな…溜め息を合図に帰ろうと思った時、車の排気音が後ろから聞こえた。
雪歩のいる方向だ。
真「…確認だよ。うん、確認」
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