過去ログ - 織莉子「……―――魔法少女狩り、よ」
1- 20
2: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:33:41.77 ID:osIHMTB3o
織莉子「………これから行動を開始するに当たって、キリカにはいくつかの知識を身につけてもらわなければならない」

キリカ「いくつかの知識?」

織莉子「そう。魔法少女がどのようなものであるか、これからこの街に訪れる災厄、そして世界に及ぶ災厄を」
以下略



3: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:34:48.12 ID:osIHMTB30
全てを語り終えると、織莉子は深く息を吐き出した。

キリカ「……ワルプルギスの夜、ねぇ」

織莉子「私の話を聞いてからの第一声がそれなのね?」
以下略



4: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:35:41.46 ID:osIHMTB30
織莉子「そう?少しだけ不安だったけれど、それなら問題ないわね」

キリカ「そう言うことだ。織莉子が生きる意味とはつまり、その最悪の魔女をどうにかするって事でいいのかな?」

織莉子「少なくとも、私はそう捉えたわ。産まれ出てしまったら、勝ち目なんて無に等しい。倒すなんてまず無理でしょうし、どうにかしようと思ったらその魔女の素体に接触するくらいしかないでしょうね」
以下略



5: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:36:15.33 ID:osIHMTB30





以下略



6: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:37:04.78 ID:osIHMTB30


キリカ「んっ……ふわあああぁぁ……」

見滝原郊外の工場団地で佇んでいたキリカが、つまらなそうにあくびをする。
以下略



7: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:38:51.89 ID:osIHMTB3o
織莉子『いい、キリカ?本日、時刻は19時頃、場所は見滝原郊外の工場団地。そこに、魔女が現れる。今、この街を守っている魔法少女……名前は巴マミ。
     彼女がその魔女を倒すべく、結界の中で戦いを繰り広げるはずよ。そして、その魔女は巴マミによって倒される。あなたは頃合いを見計らって、結界が崩壊する前にその結界内で巴マミと接触して。
     注意してほしいのは、あなた一人で彼女を倒そうとは思わない事。いい?彼女は強いわ。あなたが負けるとは思わないけれど、油断だけはしないで。慎重にお願いね』

キリカ「……思い出すとむかつくね」
以下略



8: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:40:01.12 ID:osIHMTB30
【PM7:03】


キリカ「……そろそろか。それじゃ、お邪魔します、っと」

以下略



9: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:40:57.59 ID:osIHMTB30
深い闇の中に、宝石を散りばめた様な結界だった。
辺りには筋骨隆々の体に鳥の頭を乗せた姿の使い魔がちらほらと散見され、結界の中を飛び回っている。

キリカ(うへぇ、気持ち悪い。なんだあの使い魔は)

以下略



10: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:41:40.66 ID:osIHMTB30
――――――――――

マミ「レガーレ・ヴァスタアリア!!」

キリカが中枢に辿りつくのと、マミが叫んだのは、ほぼ同時だった。
以下略



11: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2012/11/17(土) 01:42:46.08 ID:osIHMTB30
マミ「ティロ―――!?」

キリカ「食らえ!!」

リボンによって拘束されている魔女の正面に躍り出ると、右手を大きく振り抜いて鉤爪を飛ばす。
以下略



106Res/43.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice