20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/20(火) 03:29:41.78 ID:5RXrfIEi0
「なにアレ……コスプレ?」
松本が呟く。
全身を黒いラバースーツで覆った男と女が四人。
(もうなにがなにやら……)
視線が集中する中、赤羽根と祐喜と呼ばれたサラリーマン二人は、おもむろに黒い玉の前に立った。
「あぁ、えぇっと、こんばんは皆さん」
眼鏡をかけた方のサラリーマンが、どもりながら挨拶をした。
対する真達は顔を見合わせるだけで、勿論挨拶は誰も返さない。
もう片方の、やや目が大きい方のサラリーマンが咳払いをして、なにやら眼鏡をかけたサラリーマンに促す。
「あっ、えー……自己紹介します。僕は案内役の赤羽根健治です」
と眼鏡をかけたサラリーマン。
「同じく、案内役の祐喜佑太です」
と目が大きいサラリーマン。
(案内役……?)
真が脳内で単語を繰り返していると、眼鏡もとい赤羽根がやや大きな声で話し始めた。
「えっとですね皆さん、今日皆さんにお集りいただいたのは、とあるテレビ番組の企画のためなんです」
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