38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/22(木) 10:29:15.83 ID:Aqo+XSP60
やよいも考えていることは同じのようだ。
と言ってもやよいの場合、アイドルとして活動している時と素との性格にあまり差が無いのだが。
(……あぁ羨ましいなぁ、そういうとこ)
口には出さず、羨望の眼差しを向ける真。
理想とのギャップに苦しまずに仕事が出来るやよいは素直に羨ましかった。
(でも上手くできるかな……)
最近こそ余り無いが、下積み時代から売れてしばらくはプロデューサーと共 に行動し、プロデューサーの機転によって助けられた場面も多々あった。
やりくりは自分だけでも多少はできるが、それでも頼りになるプロデューサーがいないことに、やはり不安はある。
小さく溜め息を漏らしていると、玄関からスーツを着た松本が部屋に入ってきた。
「真クン、次オッケーだよ」
「……じゃあやよい、後でね」
やよいに手を振りながら、スーツケースを掴んで真は玄関に向かった。
「うっうー、待ってますー」
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