過去ログ - 【咲‐Saki‐】京太郎「俺がギャルゲ主人公？」冷やし透華「その９」透華「…連荘？」 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲‐Saki‐】京太郎「俺がギャルゲ主人公？」冷やし透華「その９」透華「…連荘？」

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229: ◆wd7fjK8vaE[saga]
2012/11/30(金) 19:41:19.79 ID:wcX908NS0
ああ、自分はこんなところで汚されるのか……。

悲愴な覚悟を決めた京太郎。

ゴッドモザイクを展開した上で、現実を拒絶するようにギュッと力強く目を瞑る。

しかし…………一秒待っても二秒待っても、三秒待っても肌蹴させられた胸元に想定していた生暖かい……であろう物体は降り注がず。

京太郎「…………むあ？」

貴子「クー……スヤスヤ……」

京太郎「…………ね、寝てる」

代わりに京太郎へのし掛かってきたのは、思っていたよりも軽い貴子の体であった。

靖子「アッハッハ！本気でビビってたでしょ、さっき。安心しなさいな、貴子って酒癖は悪いけど、酒飲み三ヶ条の一・『飲んだら吐くな、吐くなら飲むな』は絶っっっっ対に守るから」

貴子「うーん、うぅーーん……苦しぃよー……頭痛ぃ……」

京太郎「なんて……厄介な人なんだ……」

靖子「男からしたら、カモがネギ背負ってるようなもんじゃないの？見た目よくて、酔っぱらった後のことほとんど覚えてないとか、もうナニからナニしても―――」

京太郎「外道だっ、ここに外道がいるっ……マジ怖ぇ」

靖子「やーだーねー、例えばの話よ、たーとーえーばー」

ハギヨシ「ハハハ、愉快な方達ではないですか」

京太郎「うぅ、唯一の味方だと思ってたハギヨシさんも酔ってキャラが不安定になってるし……誰か助けてぇ」

靖子「大丈夫だって、貴子は潰れたからこっからはゆっくり、静かな飲みだよ……グビグビ」

ハギヨシ「然り然り……ゴクゴク」

京太郎「なんて説得力のない人たちなんだろう……」

ハギヨシ「大人は説得をしないものですよ、須賀さん」（ｷﾘｯ

靖子「そーそー、説得されたがるのは子供の証みたいなものよ」（ｷﾘﾘｯ

貴子「うぅんぅ……お布団敷いてー……」

京太郎「あぁ、もう……わかりましたから、ちょっと離れてくださいよ」

貴子「やーだーねー」

京太郎「大人って大変なんだなー……」

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