過去ログ - 垣根「君が教えてくれた花の名前は――」
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65: ◆1yXtrQq8OHOj[saga]
2012/11/22(木) 01:03:59.62 ID:Sn1rhjFIO

〜〜〜

「ねーねー、絹旗」

朝ごはんを食べ終え、片付けを滝壺以外の三人で済ませると、仕事のない面々はぼんやりとリビングのソファに座りテレビを眺めていた。
それに飽きたのだろうか、フレンダが映画のパンフレットをめくる絹旗に声をかける。

「なんですか?キャッチボールなら超壁としててください」

「あたしゃ野球好きのあんたの弟か!
暇だし、昨日の話の続き聞かせてよ」

「昨日の話?」

「第二位のバカ話ってわけよ!
絹旗が暗闇の五月計画にいたのって二年くらいでしょ?だったら結局まだまだあるでしょ?」

フレンダは目の前にオモチャを出された犬のように目を輝かせる。

「あー、別にいいですけど」

「じゃあ、おふろの話聞きたい」

「ちょ、滝壺さんっ!」

「じょうだん、怒らない」

「まぁ、暇だしな昼までそれ聞いて昼は適当に食いに行きましょ……たまには奢ってやるわ」

麦野も乗りきでテレビを消し、絹旗の逃げ道を上手にふさぐ。
冗談はド下手くそな麦野だが、相手を追い詰めるのは得意だ。

「まぁ……私にとって痛い話はないですしいいですけど……」

「あ、じゃあ――」

「おふろは超却下です!」



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