過去ログ - 垣根「君が教えてくれた花の名前は――」
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922: ◆1yXtrQq8OHOj[saga]
2013/05/19(日) 21:05:49.08 ID:sCni4cj5o

〜〜〜

「ねぇねぇ」

情報収集の二日目。
朝、リビングに集まっていたのはフレンダ、滝壺、心理定規の三名だけだった。

麦野はフレンダが起きた時にはすでに何処かへ出かけていて、絹旗は声をかけたが起きなかった。
そして、滝壺と心理定規はぼんやりとソファに座っていた。

「なに?」

フレンダの呼びかけに答えたのは滝壺だった。

「結局さ、暗部がひとつになってるなら、絶対能力者進化実験を潰したら良いわけでしょ?」

「そうねぇ……」

「暗部って当然統括理事会とも繋がってるよね?」

だったら、とフレンダは続ける。

「統括理事会潰す方法考えない?」

フレンダの発言に、二人は真顔になった。

「……それ、学園都市ごと消えるんじゃない?」

滝壺の言葉に、心理定規も頷く。

「あぁ、そういうことじゃなくてさ」

言葉が乱暴すぎた、とフレンダは説明を続ける。

「今の大雑把な計画だと、暗部潰して、
その後暗部がやってた仕事を表の新しく作った組織に任せるって感じじゃん?
そのために、統括理事会の誰かと手を組む必要があるよね。
だけど、昨日の夜少し調べただけでもさ、
統括理事会なんてほぼ利権にぶら下がる無能ってわけよ。
親船っておばちゃん……おばあちゃんかな? は仕事してるけどね。
で、だったらいっそのこと無能なやつら排除して、
一方通行とか麦野とかその辺統括理事会に押し込んじゃえばよくない?」


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