過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/19(月) 15:29:11.21 ID:Kslddrn30
さっきまでとは打って変わって無言を貫き通す少女に、とうとう一方通行のほうが耐え切れなくなり叫ぶ。
散々言いたい放題言っていた相手に総スルーされると、それはそれで腹が立つものなのだ。

ところが、当の10032号はというと、

「ストレス……。あなたにとってミサカとの会話はストレスになるのですか、とミサカはショックを隠し切れずに呟きます……」

先程の一方通行の発言がショックだったらしく、何やら落ち込んでいた。
放っておけば地面にしゃがみ込んで“の”の字でも書き始めそうな勢いで落ち込んでいた。

「は……?」

驚いたのは一方通行のほうだ。
10032号を始めとする量産型軍用クローン『妹達(シスターズ)』は、『超電磁砲』御坂美琴の体細胞から作り出されたクローンである。
単価にして18万。様々な薬品によって急速な成長を促すことで、ごく短期間でオリジナルである御坂美琴と同じ外見・肉体年齢を持つ人間を量産する事ができる。

反面、薬品で急速な成長を見せる身体面に対し、精神面は成長が追いつかない。
そこで、『学習装置(テスタメント)』と呼ばれる装置で技術や知識を脳に直接インストールする事により、精神面での経験不足を補っているのである。

とはいえ、『学習装置』によってインストールされた人格は所詮は間に合わせに過ぎず。
人間らしい感情はインストールされていないため、『妹達』に共通する特徴として“感情表現が乏しい”という点が挙げられる。
よって、彼女達との会話は必然的に淡々としたものとなってしまう。


―――はずなのだが。


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