過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/19(月) 15:30:10.13 ID:Kslddrn30
「そう、ですよね。ミサカは所詮、出来損ないの乱造品に過ぎません。こんなミサカの相手をさせられたらストレスが溜まってしまいますよね、とミサカは現実を再確認しながら俯きます……」

「お、おい……」

いつもなら減らず口の一つでも返ってくるはずが、急にしおらしくなってしまった少女に、一方通行は調子を狂わされてしまう。

「あなたはミサカとは違い、れっきとした人間です。そんなあなたの相手はミサカでは所詮役者不足ということなのでしょうか、とミサカは落ち込みます……」

「べ、別にそこまで言ってねェだろォが……」

「気を使ってくれなくて結構です。ミサカにもそれくらいわかっています、とミサカは泣き出しそうになるのを堪えながら……」

「………」

少女は俯いたままだ。顔は前髪で隠れているため、どんな表情をしているのかはわからない。
だが、その声はどこか震えているように聞こえた。

「ミサカはお姉様を元に作られたクローンです。作り物の体に借り物の心。単価にして18万円。ボタン一つでいくらでも生産できる乱造品に過ぎません」

「………」

「……ですが、こんなミサカにも対等に話してくれるあなたには……、あなたにだけは……と、ミ、ミサカは……」

「オマエ……」


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