過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
2012/11/19(月) 15:34:39.20 ID:Kslddrn30
「……オイ」
「………」
意を決して一方通行が声をかける。少女は俯いたままだ。
「………。わ、悪かっ―――」
た、と最後まで言い切る事はなかった。
「その表情いただき、とミサカはアクセロリータの貴重な表情を自らの脳内に保存します。ぱしゃり」
一方通行が言い終える前に、目の前の少女が何事もなかったように顔を上げ、そんな事を言ったからだ。
顔は涙で濡れてはいなかった。
「は……?ハァァァァァァ!?」
生まれて初めて人に謝ろうとしていた一方通行は、拍子抜けしたような声を出すのが精一杯だった。
妹達が感情に目覚めたと結論付けるまで、一人で思考のループに嵌りかけていたのは一体何だったのか。
「ミサカ達には感情データは入力されていません。それはあなたも御存知なのでは、とミサカは今更な疑問に対して一言で切り捨てます」
「ハァ!?だったらさっきのは何だったンですかァ!?」
「嘘泣きは女の専売特許です、とミサカは今流行の小悪魔系雑誌で覚えた知識を披露します。それにしても見事に騙されてくれました、とミサカは自らの悪女ぶりに自画自賛しつつ内心でほくそ笑みます」
「クソがァ!!絶対感情あるだろオマエ!!」
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