過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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355:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/08(金) 10:25:14.99 ID:U+XDeC9m0
『安心して、ここには誰も来ていないわ。木原数多を除けばね』

『……そォかい』

木原数多の名前を聞いた途端、一方通行のテンションがガクリと下がった。
上層部や暗部の介入がないのは喜ばしい事ではあるが、自分の留守中にあの男が立ち寄ったと聞いただけでも気分が滅入る。

おまけに最近では一部の『妹達』とも異様に仲が良く、二人でこちらをチラチラ見ながら何事かを話し合う光景も目にしている。
何を話していたのかは知らないが、『妹達』と木原の組み合わせを考えれば碌でもない事であるのは確かだろう。

だが。
相手が木原数多であるからこそ、警戒する必要はないと思う。思えてしまう。

『ハァ……』

そんな自分自身に対し、溜息ひとつ。
違和感一つにあれほど敏感になっていたというのに、あの“自称”保護者に対しては警戒心が緩みすぎている。

『まあ、こっちは特に何事もないわよ。あなたに置いて行かれたことで、あの子達がヤケを起こしてた以外は』

『ンなこと言われてもどうしろってンですかァ?』

『簡単よ。あなたから直接あの子達に声を聞かせてあげればいい、ただそれだけよ』

要するに、こちらから『妹達』に連絡を入れろという事らしい。


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