過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 14:18:51.68 ID:z7fln/ad0
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(さァて。次の“お遊び”まで暫しの休憩といきますかァ)

携帯電話をワンピースのポケットにしまい、地面に横たわる少女を一瞥すると、一方通行は表通りへと出るために踵を返した。

彼女の能力によって“血液の流れ”を操作された少女は最初こそ激しく痙攣していたものの、今となってはピクリとも動かない。
裏路地の汚い地面を転げ回ったため、着ていた制服は薄汚れ、肩口には赤い染みが広がっている。
傍らには軍用のアサルトライフルが転がっており、滅多に人の通らない裏路地はさながら銃殺現場のようになっていた。

だが、一方通行はそんな惨状を気にする素振りも見せない。

どうせこの“お遊び”は一般人の目に入らないよう、関係者の手によって証拠隠滅されるのだ。
あの少女の“後始末”は他の『妹達』にでも任せておけばいいだろう。

(次は確か八時三十分だったか。ひゃは、ついに“本命”だなァ)

人気のない裏路地を出口に向かって歩きながら、一方通行はこの後のスケジュールを確認する。
八月二十一日、午後八時三十分。場所は第十七学区の操車場。
担当は“本命”である、検体番号10032号と名乗った少女。

(いいねいいね最っ高だねェ!俺を散々コケにしたアイツを、堂々と嬲ることが出来るってワケだ!)

あの憎たらしいクローンに会ったら、昨日の屈辱をどうやって返してやろうか。
そんな事を考えながら、表通りへと通じる道を歩いていく。


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