過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/19(月) 15:20:20.66 ID:Kslddrn30
「偶然ですね、とミサカは思わぬ遭遇に軽く驚きます」

「……オマエ、何だってこンな所でウロウロしてやがるンだ?今日の“お遊び”はお終いなンじゃないのかよ」

人をアクセロリータ呼ばわりしておいてぬけぬけと話すクローンを爆殺してやりたい衝動を何とか抑え、一方通行は頭の中で自らのスケジュールを反芻する。
一方通行は現在協力している研究機関の指示により、クローン達を使った“お遊び”に参加させられている。

これは様々な環境で昼夜問わず行われ、その割合は一方通行の日常生活のほとんどを占めているのだが、
流石に24時間ぶっ続けで“お遊び”を続行すれば一方通行に負担が掛かるため、一回ごとの合間にある程度のインターバルが設けられている。

既に本日最後の“お遊び”を終えた後であるため、これからの予定は何もないはずだ。。
となると、一方通行が目の前の少女と遭遇したのはまったくの偶然という事になるのだが……。

「ミサカは研修帰りなのでここで会ったのは偶然です、とミサカは説明します。ちなみにミサカの検体番号は10032号、担当は明日の午後八時三十分です、とミサカは補足します」

「そォかい」

どうやら残業の必要はなさそうだ、と一方通行は結論付ける。
ただでさえこの顔は見飽きていたところだ。せっかくの休息時間を潰してまで“お遊び”に興じるつもりは微塵もない。
ここで出会ったのはただの偶然。明日になれば嫌でも“同じ顔”を拝む事になるのだし、無視してそのまま帰ればいい。
いつもならそうしていただろう。

だが。


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