過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/19(月) 15:22:33.67 ID:Kslddrn30
「まあそれはいいとして……だ」

「どうかしましたか、とミサカは首を傾げます」

「何が言いたいのかわかりませンって顔してンじゃねェよ!誰がアクセロリータだァ!?この場で血祭りにあげてやろうかァ!」

“自分の不名誉な渾名”を軽く受け流せるほど、一方通行は大人ではなかった。

夕暮れの街に、“子供特有のソプラノボイス”が響き渡る。

「あなたの外見にぴったりではありませんか、とミサカはこの渾名を命名した9982号にネットワークを介してサムズアップを送ります」

「よォし決定だ!その9982号とやらと二人まとめて愉快な死体(オブジェ)にしてやるよォ!!」

「世の中にはアルビノ少女に萌えるという人もいるようですよ、とミサカは先程通りかかった男子学生達の会話を思い出します」

「人の話を聞きやがれクソガキがァ!!」

アルビノ。
肌も髪も真っ白で、瞳は透明感のある赤色をしていることからそう言われる。

「クソガキとは失礼ですね、とミサカはむっとします。少なくともあなたに言われたくはありません、とミサカは言い返します」

「俺だって好きで小学生なンざやってンじゃねェよ!!」

全体的に整った顔立ちに、ややつり目がちな瞳。
身長は同年代の子供と比較しても小柄なほうで、10032号と名乗った少女よりも頭一つか二つ分ほど低い。
柔らかそうな白い髪は肩まで伸び、夕暮れの風に吹かれて受けてふわりと揺れる。

そう。

学園都市最強の超能力者は、齢9つの少女(ロリータ)なのだ。


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