過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/19(月) 15:25:37.75 ID:Kslddrn30
ここ最近、一方通行はストレスが溜まっていた。原因は他でもない、目の前の軍用クローンにある。
大量生産されたクローン達の誰が言い出したのか(9982号と言われても一方通行にはピンとこない)、
一方通行の見た目と能力名をもじって『アクセロリータ』なる渾名で呼ばれるようになったのだ。

研究機関の趣向で“お遊び”に付き合わされるのはまだ我慢できる。
が、クローン達に自分の見た目を小馬鹿にされるのは気に食わない。好きでこんな外見をしているわけではないのだ。

自分の“奇抜な外見”を多少なりとも気にしている一方通行にとって、『アクセロリータ』という渾名は禁句に近い。
故に、“お遊び”の最中にその渾名を使ってきた者には、例外なく“報復”すると決めている。

……なのだが、当の元凶であるクローン達は物怖じする事なく呼んでくる。
そんな態度がまた、一方通行の胃に着実にダメージを与えてくるのだった。

「胃の調子が悪いのはコーヒーの飲みすぎでは?とミサカは普段の食生活を見直す事を勧めます」

「よくもまあそンな事言えたモンだなオイ。俺が胃薬の世話になり始めたのは間違いなくオマエらのせいだろォが」

「胃薬を服用しているのなら尚更カフェインはよくないのでは、とミサカはあなたの本末転倒な行動を指摘します」

「コーヒーでも飲ンでねェとイライラして血管が破裂しちまいそうなンだよ」

「その歳にして好物はブラックコーヒー。胃薬が常備品。こんなことで身体が持つのでしょうか、とミサカはアクセロリータの将来を心配します」

「クソがァ!オマエらの相手してたらストレス溜まって仕方ねェ!!」

「!!」

頭の血管が千切れんばかりの勢いで怒鳴り、憂さ晴らしとばかりに袋から缶コーヒーを取り出し、胃薬と一緒に流し込む。
ややカフェイン中毒の傾向がある一方通行にとって、コーヒーとは心に落ち着きを与えてくれる素敵な飲み物なのだ。


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