過去ログ - 六花「震災でパパは死んだ。ママは行方不明」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/11/19(月) 20:08:40.61 ID:GG7aGim50
―――十花視点―――

六花が探していた不可視境界線。死んだ父、失踪した母。14歳の彼女の受けた喪失感はどれだけだっただろう。
津波がすべてを連れ去ったのだ。『あの日』、から彼女は変わらない。
中二病というのは彼女が認めたくない現実をさえぎるための器。震災孤児という現実と向き合うことから逃避していた。
私は雨が降る夜、六花の部屋に向かった。祖父母宅に今年も父の墓参りに向かわせるためだ、彼女を。
六花「・・・シュバルツ・シルト」バサッ
十花「六花、体調はどうだ」
昨日から彼女は熱があると学校を休んでいる。多分、嘘だ。
六花「プリーステスめ、邪王心眼が弱ったところを狙ってきたか」
十花「今年の墓参り、一緒に行こうな。で、パパに手を合わせてこよう?」
六花「否。管理局の走狗め。私を騙そうとの手はもう通用しない。不可視境界線の向こうにパパはいる」
十花「だぁーかぁーらぁー、もう!パパはいないんだよぉおおおお!!いいかげん目を覚ませぇえ!」バシッ
傘を取り上げる。力を出したため、彼女はベッドから倒れ落ちる。
六花「あうっ」バタン
十花「すっ、すまない。・・・六花、大丈夫?」ダキッ
六花「触るな!!!!」六花が珍しく大声を上げる。多分、下の階に伝わったかも。やばい。
十花「おねぇちゃんに、何が、わかる!!!あたしは、パパがいることをしっているの!!!」
私は、彼女に返す言葉が見つからなかった。



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