過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 穏乃「4冊目だよ!」
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2012/12/05(水) 00:30:09.09 ID:ypjoS7Q50
憧「あー、疲れた……それじゃ、次!」
玄「はいはーい」
玄「えっと……京太郎くんについて、でいいんだよね?」
玄「そうだなぁ……いっつも旅館に遊びに来てくれてありがとっ!」
玄「京太郎くんが来てくれると、私もお姉ちゃんも嬉しいし」
玄「それに――一緒にいて和むんだよねぇ」
玄「うん、だから私は、お姉ちゃんと京太郎くんといる時間が大好きで」
玄「……京太郎くん、いつでも来ていいんだからねっ!」
穏乃「……玄さん、この場に京太郎はいないのに」
憧「かんっぜんに自分の世界へ入り込んでるわね……」
宥「く、玄ちゃん……」
咲「――優しい人なんだね、玄さんは」
和「ええ、とっても……」
憧「それじゃ、最後は――!」
宥「……あ、ど、どうも」
宥「ええっと……大体のことは玄ちゃんがすでに言った通りなのですが」
宥「私からは、その――京太郎くんたちといると、『温かい』ってことを言いたい、です」
宥「……この前、炬燵でみかんを食べてる時」
宥「京太郎くんは、私の為にみかんを剥いてくれ、食べさせてもくれました」
宥「みかんを渡しながら渡す京太郎くん、それを見ながら微笑む玄ちゃん、そしてみかんをもらえて嬉しい私」
宥「……そこは本当に『あったかく』て、たまらない場所でした」
宥「だから――ああ、玄ちゃんと被っちゃう」
宥「それでも。いつでも松実館に来てね、京太郎くん」
玄「お、お姉ちゃぁん……」
憧「これは、また――」
穏乃「直球勝負できたね……」
咲「あの二人の旅館は、いつもあったかいんだろうね、きっと」
和「ええ……私が保証します」
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