過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 穏乃「4冊目だよ!」
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2013/01/17(木) 02:45:10.21 ID:rC5jxEMO0
――こうして。
月日は流れていった。
京太郎「……ねぇ、赤土先生?」
晴絵「ん? なーに?」
京太郎「――ホントに、『先生』になったんですね」
晴絵「ん……ああ」
晴絵「あの頃は、『先生』であって『先生』じゃなかったからね」
京太郎「はい」
京太郎「――教員免許、ですか」
晴絵「うん」
晴絵「授業じゃビシバシ行くから、覚悟しときなさーい」ニコニコ
京太郎「それは困りますって」
京太郎「……」
京太郎「――そ、その」
晴絵「ん?」
京太郎「その、『先生』へのお祝い、に――」
晴絵「……」
京太郎「今度、一緒に――」モジモジ
晴絵「――ん、いいよ」コクッ
京太郎「えっ!?」
晴絵「なんだなんだー」
晴絵「そーいうことなら、もっと早く言ってくれてもよかったのにー」
京太郎「……ん?」
晴絵「ほら、麻雀部のみんなで祝ってくれるんでしょ? 『先生』を!」
晴絵「ふふっ、凄く嬉しいよ。ありがとね」ニコッ
京太郎「……」
晴絵「――あ、でもその場合お金はどんな風に……」
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