過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 穏乃「4冊目だよ!」
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877: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/02/19(火) 01:57:04.82 ID:zQPQZosz0
玄「……えっと」

玄「バレンタインデーのチョコ、あげるね」

京太郎「ん、ありがと」スッ

京太郎「――これで、大体5つ目になるのかな」

玄「え、結構もらったねー」

京太郎「ほら、巷で流行りの義理チョコってヤツだよ」

京太郎「去年も憧や和はそう言ってくれたんだけど、何と今年は穏乃もくれて」

京太郎「……なんというか、嬉しかったな」ギュッ

玄「……ね、京太郎くん?」

京太郎「ん?」

玄「――義理チョコ、ってホント?」

京太郎「……」

京太郎「――さあ、どうだかなー」

玄「……」


玄(なんとなく、なんだけど)

玄(京太郎くんは、気づいてて敢えて知らないふりをしてる気がする)

玄(穏乃ちゃんたちがどう考えていても……京太郎くんはもう、曲がらない考えを持っちゃってるような)

玄(……ありがたいこと、なのかな?)キュッ



宥「あ、京太郎くん」

京太郎「お、宥姉ちゃん。寒くないの?」

宥「挨拶がそれなんだ……うーん、まあ」

宥「ちょっと寒いけど、私もあげたいものが――」ゴソゴソ

京太郎「それ、溶けてない?」

宥「な、なんで?」キョトン

京太郎「ほら、だって」

京太郎「炬燵だかストーブだかが置かれた部屋で置いてたら……」

宥「……あ」

宥「……」

宥「だ、大丈夫だよ! 多分」アセアセ

京太郎(不安だなー……)

京太郎「でも、ありがとな宥姉ちゃん」

宥「う、うん! どういたしまして、かな」


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