過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 穏乃「4冊目だよ!」
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909: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/02/25(月) 03:28:08.42 ID:W2ukuDxT0
玄「いや、もしかしたら――」

宥「く、玄ちゃん!? さ、さっきから何を話してるのっ!」アセアセ

宥「ああ、京太郎くんが真っ赤に!?」

京太郎「……べ、別に何も」プイッ

玄「と、言いながら、視線の先には――」

宥「――!」ババッ

京太郎「ち、違うって! 誤解だよ!」ブンブン


晴絵「おーっす」ガチャッ


玄「まったく、京太郎くんったらもう――」ヤレヤレ

宥「……い、いけないよ、京太郎くん」カァァ

京太郎「だから、違うんだって……はぁ」タメイキ

晴絵「」


晴絵(――入った瞬間、目にした光景は)

晴絵(男子部員と、その頭を軽く撫でる美人姉妹――)

晴絵(おおう……きょ、共学とはかくも恐ろしいものだったとは)ガクッ


京太郎「――あ、先生」

晴絵「うわっ!? な、なにかな?」ビクッ

京太郎「ど、どうしたんですか? 慌ててますね」

晴絵「べ、べべ別になんでもっ!」アセアセ

玄「――ははぁ」

宥「……な、何だか熱いよ」

晴絵「……」


晴絵「――ね、京太郎」

京太郎「はい?」

晴絵「――青春、してる?」

京太郎「え?」

玄「わわっ、これは……」

宥「あ、赤土さんの顔が――」

二人(乙女のように――!)

晴絵「……ご、ごめん。い、いきなり変なこと言っちゃって」

晴絵(はぁ――考えてみたら)

晴絵(勤めていた会社が潰れ、運よく再就職し学校に来て、前々からの付き合いだった教え子を導く――)

晴絵(波乱万丈とも言える人生には、しかし――異性の影など無かった……)

晴絵(そーいうのには興味ない、と思ってたんだけどなぁ)


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